「フリーランスとして初めて確定申告をするけど、どの申告書を使えばいいんだろう」

確定申告書は種類が複数あり、どの申告書を使えばいいのか悩んでしまいますよね。

しかし、フリーランスが使う確定申告書の種類は限られているため、必要な申告書を把握しておけば問題ありません

そこで今回の記事では、フリーランスが使う確定申告書についてご説明します。

確定申告書の種類についてわからなくて困っている方は、ぜひ参考にしてください。

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確定申告書の選び方

確定申告書の種類は以下3つ。

  1. 確定申告書A
  2. 確定申告書B
  3. 申告書第三表(分離課税用)
  4. 所得税青色申告決算書(青色申告時)

確定申告書AとBは、対応している所得の種類が異なります。

確定申告書Aは、給与所得、配当所得、一時所得、雑所得の4つに対応しています。

確定申告書Bは確定申告書Aの4つの所得に加えて、利子所得、不動産所得、事業所得、退職所得、山林所得、譲渡所得の計10所得に対応しています。

フリーランスの所得は事業所得になるため確定申告書Bを使います

確定申告書Aは、確定申告書Bよりも簡易的な申告書と考えられています。

確定申告書Bについて

確定申告書Bは、白色申告と青色申告のどちらの申告方法でも提出する必要があります。

確定申告書Bは第一表第二表の2種類で構成されており、どちらも作成します

確定申告書Bを作成し、1年間の所得を計算して納税額を算出します。納税額を算出し、その分の税金を納めます。

納税額を算出するには、所得額や社会保険料などの控除額を証明できる書類が必要です。

確定申告書Bの作成を始める前に、書類を手元に準備しておきましょう。

株などの取引をしたら第三表を使う

株やFXなどの取引を行った場合は、第三表を作成して提出する必要があります

理由として、株やFX取引で得た所得は、他の所得と区別して税金を算出しなければならないからです。

他の所得と区別して税金を算出することを分離課税と呼びます。分離課税は、フリーランスの事業所得とは税金の計算方法が異なります。

株やFX取引で得た譲渡所得の他に、土地や建物の譲渡所得や山林所得、退職所得がある方も第三表を作成して提出します。

青色申告の作成書類

フリーランスで青色申告で確定申告をする場合は、青色申告承認申請書を事前に提出します。

青色申告の承認を受けると、青色申告で確定申告が可能です。青色申告は白色申告と比べて、複式簿記の記帳が必要です。確定申告の手間が増えますが、控除の金額が大きくなるなどの節税できるメリットがあります。

青色申告では、以下の書類を提出します。

  • 確定申告書B
  • 所得税青色申告決算書

所得税青色申告決算書について詳しくみていきましょう。

所得税青色申告決算書について

所得税青色申告決算書は、青色申告で申告を行うときに確定申告書Bと共に提出する書類です。

フリーランスは、所得税青色申告決算書の一般用を使います。

所得税青色申告決算書は一般用の他にも農業所得用、不動産所得用、現金主義用の計4種類があります。

また、所得税青色申告決算書は、損益計算書と貸借対照表の2つがあります。

損益計算書には、事業の1年間の損益を記入します。

貸借対照表には、財務状況を表すために資産や負債を記入します。

青色申告の作成書類

また、青色申告には2種類あります。それぞれの種類によって帳簿の付け方が変わってきます。

  • 青色申告10万円控除:単式簿記で記帳
  • 青色申告65万円控除:複式簿記で記帳

さらに、提出する書類も変わってきます。

  • 青色申告10万円控除:確定申告書B損益計算書
  • 青色申告65万円控除:確定申告書B損益計算書貸借対照表

もし65万円の控除を受けたい場合は、貸借対照表も合わせて作成しましょう。

簿記の知識が必要になりますが、控除を受けることで節税の効果は大きくなります。

簿記の知識がないけど65万円の控除を受けたい人は税理士に依頼するか、会計ソフトを使うことも視野にいれておくと良いでしょう。

関連記事:確定申告に役立つ!フリーランスにおすすめな会計ソフト3選

青色申告10万円控除の場合でも、単式簿記で記帳した帳簿は7年間保存する必要があります。

帳簿と同じく確定申告書や損益計算書などの決算関係書類も7年間保存しなければなりません。

その他の請求書や納品書などの保存期間は5年です。

税務調査などの際に必要となるため、大切に保存しておきましょう。

白色申告の作成書類

フリーランスで青色申告を申し込んでいない方は、白色申告で税金の申告を行います。

白色申告は、青色申告と比べて簡単に申告することができます。

白色申告が青色申告と比べて簡単に申告できる理由は、単式簿記の簡易帳簿による記帳でも構わないためです。

また、現金による少額の取引の場合、1日ごとの記帳も認められます。そのため、白色申告は確定申告の手間を省くことが可能です。

しかし、白色申告の場合でも帳簿は7年間保存する必要がある他、青色申告の特別控除などは受けることができません。

手間と控除額とを天秤にかけどちらで申請するべきかを考えましょう。

関連記事:青色申告と白色申告はどっちにすればいい?違いを解説!

白色申告では、以下の書類を提出します。

  1. 確定申告書B
  2. 収支内訳書

収支内訳書について

収支内訳書は、白色申告で申告を行うときに確定申告書Bと共に提出する書類です。

白色申告の収支内訳書は、青色申告の所得税青色申告決算書にあたります。

フリーランスは、収支内訳書の一般用を使います。

収支内訳書は一般用の他に、農業を営む個人事業主が使用する農業所得用、不動産を営む個人事業主が使用する不動産所得用の3種類があります。

収支内訳書には確定申告書Bに記入する事業所得を算出するために、収入金額や経費を記入します。

関連記事:白色申告書類の記入の仕方

まとめ

今回の記事では、フリーランスが使う必要のある確定申告書についてご説明しました。

  • 確定申告書の選び方
  • 青色申告の作成書類
  • 白色申告の作成書類

フリーランスに必要な確定申告書の種類は決まっていますが、青色申告と白色申告のどちらで申告を行うかで提出する書類は変わります。

今回の記事を参考に、あなたの確定申告に必要な書類を準備しましょう。