フリーランスの農家と聞くと、なんだかイメージが湧かないという人も多いかと思います。

しかし農家は基本的にフリーランスであることが多いです。

最近は多様な事業を展開しているフリーランス農家も多く、 今までにない面白い活動している人たちが出てきています。

そこで本ページではフリーランスの農家がどのような仕事をしているのか、解説していきたいと思います。

農業に興味がある人、フリーランスに興味がある人はぜひ参考にしてみてください。

農業はそもそもフリーランス

農家はもともと自営業であり、フリーランスという働き方が多い職業です。

農業以外の仕事を持つ兼業農家も多いですが、その中でも最近は「半農半X」という生き方が広まってきています。

「半農半X」とは半分は農業、半分は自分の興味があることで暮らすという生き方です。

農業で自給自足しながら生活コストの安い田舎で暮らし、デザイナーやライターなどの仕事をWebでしながら生活をする若者が増えてきています。

多様な働き方をする農家

以前は後継者不足と言われていた農業の世界ですが、現在は若い人も農業に興味を持ち田舎へ移住するケースが増えてきています。

これまでの野菜や米などの農作物を育てて売る仕事以外にも、農業に関する新しい事業を始めようとする若い世代ならではの動きが目立つようになってきました。

また現在は、農家もSNSで情報を発信していく時代です。

SNSでファンをつけ、新しい市場を開発していくという流れが生まれています。

個人でネット通販で野菜を販売

これまで農家が育てた作物は、農協へ出荷するのが当たり前でした。

しかし現在は農協離れが進み、個人で農作物を販売する傾向が高まっています。

特に家族経営の小規模農家はこの傾向にあります。

農協へ出荷した農作物は、出荷先も運送会社も全て農協が手配してくれますが、価格を自分で決めることができません。

そして農協を通すことで、仲介手数料も引かれてしまいます。

そのため最近ではおしゃれなWebサイトをつくり、個人でネット販売をしている農家が増えてきています。

作り手の顔がわかることで、消費者は安心感を持つことができます。

また有機栽培や無農薬野菜など付加価値をつけ、オリジナルの梱包で消費者へ出荷したり、農作物をブランド化してこれまでとは違う販売方法で売る農家もいます。

農家×〇〇のパラレルワーカー

農家は専業農家よりも、兼業農家の割合が多いです。

兼業農家は「農家×異業種」のパラレルワーカーです。

平日は会社員をしている人もいますし、デザイナーやwebライター、投資家などをしている人もいます。

農家は実は昔から、パラレルワーカーでした。

農業は天候や台風など自然災害の影響を受けやすく、安定した収入を得ることが難しかったからです。

豪雪地域などは冬の間は農業ができなくなります。

生活費を得るため夏は農業、冬は農業や猟師をしたり出稼ぎにいったりして、昔から2束のわらじで仕事をしてきました。

農地を持たない農家

最近では農地を持たず農業の知識を生かし仕事をする、農業コンサルタントも増えています。

これまで農業というのは実家の後を継ぐのが普通で、子供の頃から農業を手伝っていたり両親の仕事を見て農業に必要なスキルや知識を身につけることができていました。

しかし現在は、都会育ちで農業経験がない人や若い新規就農者が増加したことにより、農業スクールや農業コンサルタントという、農業を指導する働き方も出てくるようになりました。

そのため農業大学を卒業した後はコンサルタントとして、農地を持たずに農業を教えたり、農家にマーケティングを教える人もいます。

2015年にはアメリカのGoogleが、農業へ進出しベンチャー企業へ投資をはじめたというニュースもありました。

農業へ参入するベンチャー企業が増え、起業家として農業ビジネスを始めたり、農業を通して地方創世に取り組む人もいます。

まとめ

このように現在の農家や農業に関する働き方は多様化してきています。

都会の生活に疲れてしまった人、子育ては田舎でのんびりしたい人、様々な人が田舎に移住し農業をはじめています。

全く農業の知識がない状態で農家に転職する人もいますが、現在は農業コンサルタントを頼るという選択肢もあります。

農業をはじめとする第一次産業は、ITの発達により活性化しつつある業界です。

農業だけでなく、幅広い生き方ができるフリーランス農家という働き方は、今後さらに注目を浴びていくことでしょう。

農業やフリーランスに興味がある人はぜひ参考にしてみてください。