大手クラウドソーシングサービスの1つと言われているランサーズ。
クラウドワークスと並んで利用者や案件の多さで有名です。
これからクラウドソーシングを利用する方で、ランサーズへの登録を検討している人も多いと思います。
しかし初めて使う人にとって、クラウドソーシングは不安も大きくつきまとうもの。
「顔の見えない相手とオンラインでマッチングして仕事するなんて…」と抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。
安心して仕事に取り組むために、事前に不安要素を少しでも減らしておきたいですよね。
そこでこの記事では、ランサーズの評判と口コミを中心にどんなことに注意すべきかを紹介していきます。
これからクラウドソーシングを始める方はぜひ参考にして、安全に賢く利用しましょう。
ランサーズは老舗のクラウドソーシング会社
2008年に日本初のクラウドソーシングとして設立され、現在では日本最大級に成長。多くの方に使われています。
ランサーズの強みは、圧倒的な案件数です。
ライティング、Webデザイン、翻訳など幅広いジャンルの案件が豊富にあるので、自分の条件に合うものを見つけやすいです。
しかし、案件が多ければ問題のある案件が出てくるのも事実。以下では問題のある(避けるべき)案件の事例を紹介します。
地雷クライアントに注意
ランサーズは、クライアント・ランサー含め多くの人が利用しています。
中には単価が極端に低い、対応が悪い、依頼文以外の作業を求めてくるなど、「地雷クライアント」と呼ばれる依頼者もいます。
地雷クライアントに引っかからないように、しっかり見極めましょう。
実際に、地雷クライアントに当たってしまった受注者のTwitterでの反応をご紹介します。
ランサーズで地雷に当たってしまった件。日本語で会話ができない。
— MKG (@mkg0731) November 22, 2014
何度も言う。
はやくエスクローしてください!
着手はその後からです!!#ランサーズ— Ms@designer (@Msdesigner5) June 1, 2018
あー、もう訳わからないクライアント。最初に言ってくれないから、全て作り直しじゃないか。簡単じゃないんだよ。追加の依頼は絶対に断る。#ランサーズ
— Riiie Dooo Office (@1109RIE) June 1, 2018
地雷クライアントを避けるには?
では、地雷クライアントを避けるための具体的なポイントを3つご紹介します。
- 提案前にクライアントの評価を確認する
- ランサーズのルールを遵守する
- 不明点は事前に確認する
提案前にクライアントの評価を確認する
クライアントのプロフィールページから、今までの受注者からの評価を見ることができます。
ここで低評価が付いているクライアントは避けましょう。
通常通り仕事を行なっている場合、低い評価がつくことは稀です。平均で星4~5の評価になることが多いでしょう。
また、実績が無いクライアントも今までの評価を確認できないので避けた方が無難です。
ランサーズのルールを遵守する
「エクスロー後に作業を開始する」「直積取引はしない」など、ランサーズのルールを遵守することも重要なポイントです。
エクスロー前に作業したり、ランサーズを介さず直接取り引きをして、納品後にクライアントが支払いを渋るケースが後を絶ちません。
ルールを遵守していれば、万が一のときでもランサーズが対応してくれます。
金銭トラブルを防ぐために、ルールをしっかり確認して守るようにしましょう。
不明点は事前に必ず確認する
案件詳細を読んでいて、分からない点があった場合は必ず確認しましょう。
どこまでの作業を求められているのか、報酬にどこまで含められているのか、納期はいつなのか、など。
契約後のミスマッチを防ぐためにも、細かいところまでしっかり確かめておくことが大切です。
これらのポイントを守るだけで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。
万が一何かトラブルがあった場合には、自分で判断せずすぐに運営に相談しましょう。
自分のことを棚にあげてなんでもかんでも相手のせいにしてるようではクラウドソーシングうまくやってけないよ。地雷クライアントにばかりあたる人はまず自分の仕事の仕方や仕事の探し方を疑うべき。#クラウドソーシング #ランサーズ
— リョータ|札幌のデザイナー (@rrr_graphic) December 22, 2017
単価が安い
ランサーズの案件の中には、極端に単価が安いものもあります。
特にスキルの無い初心者でも気軽に取り組みやすいライティングは、低単価の案件が多いようです。
ランサーズで、
フリーのwebライター2つ目の仕事。5000円の案件の仕事をいただいた。
1記事200円、2000文字(文字単価 0.1円)で、
30記事を寄稿する予定だ。やすっ!?
でも、もうサラリーマンじゃない。
なんだか、楽しくワクワクするから、
がむしゃらにやってみよう。— うつ病ブロガー たぐ (@tagweblog) May 30, 2018
https://twitter.com/akira110_/status/1001107635200901120
さっきのランサーズ案件、1500文字432円で安いと言われてますが本当の底辺は1万字で540円だしそれは極端な例だとしても文字単価0.1円の仕事は大量にあります
— きょうもえ (@jizou) September 22, 2015
上記のランサーのように、1記事200円、2,000文字の低単価の案件だと、30記事こなしても6,000円にしかなりません。
1記事書くのに1時間かかるとすると、時給換算すると200円。
これを続けていくのは大変ですよね。
時給換算の基準値を持っておこう
このような低単価の案件で搾取されないためには、時給計算の基準値を持っておくことをおすすめします。
ライティングでもサイト制作でもデザインでも案件をいくつか受けて慣れてくると「このくらいの案件であれば◯時間でできる」という判断ができるようになります。
かかる工数見積もりを元に、時給計算をしておきましょう。
自分の時給を最低でも◯◯円と定め、それを割らないようにすれば単価が安くて磨耗する心配はありません。
ランサーズの良い評判
地雷クライアントも居ますが、ランサーズは悪い評判だけではありません。
ランサーズの良い評判をTwitterより引用して紹介します。
https://twitter.com/super_murakami/status/1002515434816466945
クラウドワークスよりもランサーズの方が良い案件に出会える。最近はランサーズばかり。
— あやせ (@sinmamaayaan) June 12, 2018
ランサーズさんの最近の動き、本当に素晴らしい。フリーランスにとってありがたい動きだなと純粋に思う。
ランサーズ、フリーランス向け住宅: 日本経済新聞 https://t.co/wC8FTXJbfy— 小谷草志 ⛺️TEAMKIT (@KotaniSoushi) June 12, 2018
細かい条件を指定できる検索機能やスマホからでもメッセージが確認できるアプリなど、利用者から好評を得ています。
案件の数が多い分、良い案件も豊富にあることも魅力です。
まとめ
今回は、これからランサーズを登録する人向けに、ランサーズの評判と口コミ、注意すべきことについてご紹介しました。
国内最大級のクラウドソーシングであるランサーズ。
規模が大きく利用者が多い分、良い評価も悪い評価もあります。
しかし注意すべきことさえ理解しておけば、上手く活用することができます。
- 提案前にクライアントの評価・実績をチェックし、不明点は確認する
- ランサーズのルールを遵守する
- 時給換算の基準値をもって安請け合いしない
今回の記事を参考に、ランサーズで自分らしい働き方に挑戦してみてはいかがでしょうか。