近年話題のふるさと納税ですが、

何かと良いらしいけど、正直よくわかっていない…
節税できるなら嬉しいけど、難しそうでまだ始められていない…

という人は多いのではないでしょうか。

確かにふるさと納税を始めるのは、なんとなくハードルが高そうに感じますよね。特に節税に関して言えば、普通の人は税金関係の話を避けようとしがちです。

ですが、ふるさと納税は一度理解してしまえば簡単ですし、得しかない制度です。

今回はどのように節税効果があるのかを中心に、ふるさと納税のお得なメリットを解説します。

是非この機会に、ふるさと納税について理解して、このお得な制度を利用してみてください。

ふるさと納税は住民税と所得税が節税できる

まず、気になるふるさと納税の節税効果について説明します。

ふるさと納税は各自治体に『寄付』をすることで、金額に応じた返礼品をもらい、更に申請すれば税金から控除を受けられるという制度です。

ふるさと納税(寄附金控除)で節税効果があるのは、住民税と所得税の2種類の税金です。

ふるさと納税の流れ【寄付】→【返礼品】→【税金の控除】

大まかなふるさと納税の流れは、

  1. ふるさと納税で好きな自治体に寄付する
  2. お礼に金額に応じた返礼品を貰える
  3. のちに「寄付した金額-2000円」が住民税・所得税から控除される

です。意外とシンプルですよね。

ふるさと納税で払った金額から、自己負担分2000円を引いた金額が全額住民税・所得税の控除という形で戻ってきます。(上限あり。上限については後述します。)これがふるさと納税における「節税効果」です。

「税金を払わないでよい」というよりも「税金を払っていたお金をふるさと納税に使い、自治体の応援や返礼品を貰える」ということになります。

つまり、自分が負担するのは2000円のみで、

  • 好きな自治体に寄付して応援できる
  • 寄付金額に応じた返礼品が貰える
  • 寄付した金額分の住民税・所得税の控除を受けられる

というメリットがあります。まとめてみると、ただ税金を払っているだけよりも、お得なのがわかりますね。

住民税・所得税は控除されるタイミングが違うことに注意

ふるさと納税金額-2000円=住民税の控除額+所得税の控除額となるのですが、住民税と所得税では控除されるタイミングが異なることに注意が必要です。

住民税は、ふるさと納税をした翌年の6月からの住民税の支払いから控除されます。

所得税は、確定申告またはワンストップ特例制度で申請した1~2ヶ月後に直接振込などで還元されます。

振り込まれているのが所得税の分だけなので、「不足している」と勘違いする人も多いのですが、住民税の分は自動的に翌年の住民税の支払いから引かれています。

タイミングが違うことと併せて、住民税分は振り込まれる(還元)、所得税分は税金の支払いから引かれる(控除)、という違いも覚えておきましょう。

控除の方法とタイミングは違いますが、両方の金額を合計すれば、自己負担は2000円だけになるので安心してください。

節税される金額は支払った金額による!控除上限額を確認しよう

控除として節税される金額は、ふるさと納税で支払った金額によることはわかったかと思います。

ただこれだけ聞くと察しの良い人は、「2000円だけ自己負担で、残りが全額税金から控除された上に返礼品も貰えるなら、ふるさと納税すればするだけお得じゃない?」と考えるでしょう。

実は、そうできないために、控除上限金額が定まっています。

この金額は、それぞれの人の年収、家庭、各自治体の取り決めによって変わってきます。

おおよその目安としては、総務省の「全額控除されるふるさと納税額(年間合計)の目安」の表を参考にしてみてください。

参照:総務省ふるさと納税ポータルサイト

上の表はあくまで収入と家庭構成だけ考えたおおよその目安です。各自治体ごとに細かく金額は変わってきます。

詳しく控除上限金額を知りたい人は、ふるさと納税サイトの提供している上限額を調べられるサービスを利用してみてください。

「ふるさと納税」還付・控除限度額計算シミュレーション

つまり、なるべく上限額ギリギリまで寄付した方が節税効果としてはお得になります。

ですが上限を少しでも超えてしまうと、余分に払ってしまうことになり、節税にならなくなってしまいます。

自分の上限額に少し余裕を持たせた金額を寄付するのがおすすめです。

ふるさと納税のメリットは返礼品がもらえること

説明したように、実際にふるさと納税として寄付した金額分が節税されます。

そのため、最大のメリットとしては、自己負担額2,000円で選んだ返礼品がもらえることです。

返礼品は全国各地、自治体に応じた特産品や工芸品、またはディナーや旅行のチケットまで様々です。

黒毛和牛をはじめとするブランド国産牛肉、あきたこまちなどのブランド米、北海道の新鮮な海鮮類など、各地域の有名な特産品貰えるのは嬉しいですね。

寄附金の使い道が見えるのも嬉しいポイント

普段支払っている税金は使い道がなかなかわからないですよね。

使い道のよくわからないものに税金としてお金を取られていくのは、必要なこととはいえ、あまり乗り気はしないでしょう。

ですが、ふるさと納税であれば、自治体ごとに使い道がわかるので、それは嬉しいポイントですね。

なんとなく目的もよく分からず「税金」として支払い続けるなら、目的を持って「寄付」として好きな自治体にお金を使ったほうが気持ちが良いですよね。

寄附金の使い道で選びたい方は「ガバメントクラウドファンディング」もあり

また、より税金の目的を自分で選択したいという方には、ガバメントクラウドファンディング(GCF)がおすすめです。

ふるさとチョイスというふるさと納税サイトが行なっている、ふるさと納税とクラウドファンディングと掛け合わせた仕組みです。

ガバメントクラウドファンディングは、全国各地の自治体が行いたいプロジェクトをクラウドファンディングの形で発表し、寄付する人は応援したいプロジェクトにふるさと納税として支援できます。

クラウドファンディングという形式なので、目標金額や終了期限も決まっていますが、目標に到達しなくても支援したお金は全額プロジェクトに利用されます。

プロジェクトによっては返礼品もありますが、寄付金全額をプロジェクトに回して欲しいと思う場合は返礼品を選択しないことも可能です。

返礼品などの自分のメリットよりも、「自分の税金を地域のプロジェクトに使って欲しい」と思う方におすすめです。

ふるさと納税の節税効果を受けつつ、お得に返礼品を受け取ろう

ふるさと納税を利用することで、

  • 住民税・所得税の控除による節税効果
  • 全国各地の返礼品を貰える
  • 応援したい地域にお金を払える
  • 税金の使い道が見えるようになる
  • ガバメントクラウドファンディング利用で共感するプロジェクトを支援できる

などと数多くのメリットが得られます。

反対に言えば、まだ利用していない人はこれだけのメリットを逃しているとも言えます。

一度理解してしまえば、そこまで難しい仕組みでもなく、手続きも面倒ではありません。

ぜひこの機会に、ふるさと納税を利用しはじめてみてはいかがでしょうか。