「子供が出来てからも自宅で仕事ができるから」という理由でフリーランスになった女性も多いのではないでしょうか。

フリーランスの場合、育休や産休の期間が自分で決めれるので、産後2ヶ月で仕事復帰!ということも可能です。

しかし子供が出来てから自宅で仕事をするには、やはり仕事環境が重要です。

自宅で子供の面倒を見ながら仕事をするのはやはり難しいものです。

そのため自宅で仕事をしているママさんフリーランスの人も、「子供を保育園に預けたい」と思っている人が多いのが現状です。

しかし多くのママさんフリーランスの悩みとして、「自宅で仕事をしているフリーランスの子供は保育園に入れるのか」というものが挙げられます。

会社で共働きの家庭の子供が認可保育園に入るのさえ難しいとされているのに、自宅ワーカーのフリーランスの子供は保育園に入れるのか、など様々な不安や疑問が出てくると思います。

今回は、フリーランスとして働くママさん達の「子供は保育園に入れるのか」という悩みを解決していきます。

保育園に入りにくい場合は多い

フリーランスの子供は保育園に入りにくい場合があります。

というのも、認可保育園に入園希望の場合は各自治体が定めた条件があり、ポイント制になっているからです。

加点が多いほど認可保育園に入りやすくなります。

例として、こちらは横浜市の保育園の入園基準となります。(横浜市は点数ではなく、アルファベットでランク付けの方式です)

よく見てもらうと分かりますが、居宅外労働居宅内労働に分かれています。

自宅で仕事をしているフリーランスは居宅内労働に当てはまります。

すると「月20日以上、1日8時間以上働いている」という同じ勤務時間数でも居宅外労働のランクはA、居宅内労働はBとフリーランスの方がランクが下になってしまうんです。

東京都の場合は区によってこの条件が更に細かく点数分けされています。

しかしこれは「フリーランスだから保育園に入りにくい」という訳ではなく、「開業届けを出さずに働いているフリーランスは、加点が少なくなるから保育園に入りにくい。」という事です。

開業届を出して個人事業主として働いていれば、居宅外労働に当てはまります。(詳しくは後述します)

どうすればフリーランスの子供が保育園に入れるか?

では具体的にどのようにすれば、保育園に入りやすくなるのかを説明していきます。

勤務実績を作る

基本的にパートタイムの短い時間ではなく、長時間勤務していたり勤務日数が多い家庭の子供が優先されます。

勤務時間や労働日数を増やすことは、フリーランスで働いている人は時間の融通が聞くので有利なところです。

そして「労働状況申告書」に職種、仕事内容、就労日数、就労時間、定休日、健康保険、税申告、直近の収入、前年度収入を記入して提出します。

この書類以外にもフリーランスで子供を保育園に入れられたという人は、仕事をしていることを証明する為にHPを作ってサイトのコピーを提出したり、クライアントとの発注書の控えを提出したり、直近3ヶ月間の日程を時系列にまとめ、労働時間を証明したという人もいました。

「フリーランスとしてしっかり働いている」という証明をすることが何より大事です。

条件が緩い自治体を選ぶ

自治体によって入園条件や配点にかなりばらつきがあります。

待機児童が少ない地域を選んだり、入園条件がゆるい自治体を選ぶのも一つの方法です。

実際に、待機児童が少ない自治体へ引越しをする人もいます。

開業届けを出す

開業届を出さずにフリーランスとして働いている人もいますが、開業届を出せば個人事業主になります。

そうすると、最初に説明した入園条件が個人事業主は「居宅外労働(自営)」として認められ配点が高くなります。

基本的にどの自治体も同じ日数、同じ時間数働いていも会社員の方が配点は高いので、開業届を出さずに働いているフリーランスは不利になってしまいます。

1点でも2点でも多く点数を稼ぐことが、保育園入園の近道です。

まだ開業届を出していないママさんフリーランスは、この機会に開業届を出すことを検討してみるといいでしょう。

託児実績を作る

「子供を預けないと働けない」ということを証明することで、保育園に入りやすくなります。

ベビーシッターや一時保育を利用して、託児実績を作っておくとポイントの加点となり入園確率が上がります。

また、「近くに面倒を見てくれる両親や祖父母がいない」という人も優先されます。

人気のない保育園を選択

駅近や、住宅街にあったりと立地が良い保育園は人気が高く、入園倍率も高くなります。

駅から離れていたり、保育園が急な坂の上にあったりと立地が悪い保育園は逆にあまり人気がなかったりするので、あえて人気のない保育園を選ぶという手段もありです。

しかしその保育園がなぜ人気がないのかを、事前にしっかり調べておく必要があります。

単純に立地が悪いからなのか、保育園自体の評判が悪いのか・・・理由は様々です。

一時保育や見学に行ったり、実際にその保育園を利用している人に話しを聞いてみると良いでしょう。

まとめ

フリーランスでも会社員でも入園審査は平等に行われます。

「フリーランスだから子供が保育園に入れない」ということはありません。

開業届を出し、しっかりと勤務実績を作ることで加点の対策はできます。

また、書類を自治体に提出する際は代理人ではなく本人が行くようにしましょう。

なぜかというと、自治体の人はフリーランスの労働実態というものをよく知らない人が多く、提出書類について色々と聞かれることがあります。

そうなった場合、本人が行けばすぐにその場で答えることができますし、万が一書類の訂正を求められてもその場で対応できます。

書類を作成する前にもう一度入園基準をよく読み、加点できる項目はないかを確認しましょう。