芸人といえば芸人養成所に通い、芸能事務所に所属して活動を行うのが一般的だと思います。

実際に芸人として活動している多くの人たちが事務所に所属しています。

芸人として売れるためには、やはり事務所に所属していた方が仕事を取ってもらいやすいですし、テレビで人気の先輩芸人との繋がりも持てるというところが大きいでしょう。

しかしその一方で、事務所に所属せずにフリーランスとして芸人をしている人もいます。

今回はフリーランス芸人はどのような仕事をしているのか解説していきたいと思います。

「事務所に所属をしないで芸人としてやっていけるのか?」という疑問を持っている人や、これからフリーランスの芸人として活動を行っていこうとしている人は是非参考にしてみてください。

フリーランスで芸人をする理由

現在フリーランスとして活動をしている芸人には、あえてフリーランスとしての道を選んだ人もいれば、やむ終えずフリーランスとして活動をしている人に分かれます。

フリーランスの芸人として活動をしている人には以下のような理由があります。

事務所が見つからない

お笑い養成所を卒業しても、事務所に所属できるとは限りません。

お笑い芸人を目指す人は数多くいますが、その中で生き残れるのはほんの一握りの人たちです。

芸人として売れずに芸人人生を終える人も数多くいます。

そういった厳しい芸人の世界で、事務所に入れる人というのはやはり実力がある人達です。

一度は事務所に所属したけど、なかなか売れずに事務所をクビになり次の事務所が見つからないというケースや、実力があっても事務所と活動方針の違いで相性の良い事務所が見つからないという芸人達もいます。

地方で活躍している

テレビに出ることだけが芸人の仕事ではありません。

地方のイベントやお祭り、ローカルラジオ、ローカルテレビで活躍をしている芸人もいます。

実際に東京では無名の芸人だけど、地方では知らない人はいないというぐらい人気の「地方芸人」もいます。

あえて東京や大阪の大手お笑い事務所に所属をしなくても、単純にライバルが少ない地方であればフリー芸人としても活躍が期待できます。

実際に地方で自分で営業をしている人も多く、結婚式の司会や宴会の盛り上げ役など、活動の幅も広いです。

事務所にマージンを取られない

芸人に限らず事務所に所属をしていると、仕事を取ってきてもらえる代わりにその報酬が事務所と折半だったり、中には半分以上事務所に持ってかれるという場合があります。

その為、無名の若手芸人や売れない芸人の場合は仕事の報酬自体が少ない上に、事務所にマージンを取られるので手取りがものすごく少ないです。

逆に事務所に所属をしていなければ、仕事の報酬は全て自分に入ってきます。

営業が上手い人であればフリーになっても仕事は取れますし、ある程度知名度がある芸人であればフリーに転身するのもありでしょう。

他の芸人と仕事は変わらない

基本的に事務所所属の芸人も、フリーランスの芸人も仕事内容は変わりません。

地方のショッピングセンターでお笑いライブをしたり、番組の前座をしたり、オーディションを受けたりとやることはほぼ同じです。

しかし、テレビに出る仕事をしたい場合は、事務所に所属をしていた方が有利です。

事務所が売り込みもしてくれますし、お笑い番組などのオーディションは制作会社から事務所に話がいくので、事務所に所属している若手芸人の方がチャンスは多いです。

フリーランスの芸人だけのお笑いグランプリがある

フリーの若手芸人が一躍人気になれるチャンスもあります。

大手芸能事務所主催の、フリーランス芸人向けのお笑いグランプリがあるんです。

 

ワタナベエンターテイメント主催

http://www.watanabepro.co.jp/information/ncad.html

予選を勝ち抜いた芸人は「NEWCOMER!」という新人お笑いライブの出場権がもらえます。

 

お笑いライブ・イベント制作会社K-PRO主催 

https://theverybestoffree.amebaownd.com/

フリー最強芸人を決める大会です。

審査員には各プロダクションのマネージャーや作家がいるので、これを機に事務所へスカウトされる可能性もあります。

また、M1グランプリもフリー芸人に出場権はありますので、挑戦してみる価値はありますよ。

小さな仕事からコツコツと積み上げるしかない

もともと事務所に所属をしていて、ある程度の人気や知名度があればフリーの芸人になっても仕事を継続していくことは可能です。

しかし若手芸人の場合、最初は事務所に所属をして仕事をコツコツと積み上げていく方が、芸人として仕事をするチャンスは増えるでしょう。

現在テレビで活躍しているベテランや中堅のお笑い芸人達も、仕事がほとんどない下積み時代を経験しているので、諦めずにコツコツと仕事をして経験と実績数を増やしていきましょう。

まとめ

フリー芸人向けのお笑いグランプリがあるように、現在フリーランスの芸人として活動している人は増えています。

事務所に所属をしていると、事務所の方針でネタに制限がかかってしまうことがあります。

しかしフリーになるとそういった制限がなく、自分のやりたいネタを自由にできるというメリットもあるので、斬新さを売りにしていきたいと思っている人には向いているかもしれません。

フリーランスの芸人に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。