最近よく耳にするようになったフリーランスという働き方。

フリーランスという言葉を聞いて、

「ふわっとしたイメージはできるけど実際はどんな人のことをフリーランスというのかわからない。」

という人が多いのではないでしょうか。

「新卒フリーランス」という言葉も流行し就職せずにフリーランスの道を選ぶ大学生が増え、フリーランス転向に興味があるという会社員の人も増えつつあります。

フリーランスとは一体何なのか、どのような働き方をしているのかをこれからフリーランスになろうと思っている人に向けて、フリーランス目線で分かりやすく解説していきます。

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フリーランスとは何か?

フリーランスとは企業に属さず、個人で複数(または単数)のクライアントと仕事の契約を結び活動する働き方ことを指します。ちなみにそういった働き方をしている人をフリーランサーと呼びます。

会社から仕事を契約しますが、雇用関係があるわけではないので給与制ではなく、契約した仕事が完了すると報酬がもらえる報酬制となります。

雇用関係がないので(労働法に基づいたある一定のルールはあるものの)「会社員のように毎朝会社に出社して、1日8時間労働しなければならない」のような就労規則はありません。

フリーランスは働く場所や時間を自由に選べて、働いた分だけ報酬がもらえるという働き方です。

フリーターとの違いは?

フリーランスとフリーターは言葉の響きは似ていますが、働き方は全く別物です。

フリーランスとは先述した通り、個人で複数(または単数)のクライアントと「仕事を契約して収入を得る」働き方。

一方フリーターとは、「フリーランスアルバイター」の略で、非正規雇用で働いている人を指します。

  • 雇用関係がない→フリーランス
  • 非正規だが雇用関係がある→フリーター

という解釈でOKです。

ちなみに正社員以外の人(契約社員、派遣社員、アルバイト、パート)は全てフリーターに属します。契約社員や派遣社員は非正規雇用ではありますが一つの企業に属してフルタイムで働いている人が多いため「フリーター」という考えをしている人は少ないですが。

世間一般的にいうフリーターとは「アルバイトやパートで生計を立てている人」ということになります。

関連記事:フリーランスとフリーターの違いは?フリーランスになるための方法も紹介

フリーランスになるためにすること

フリーランスという肩書きを手に入れるために行う法的手続きは特にありません。

「フリーランス」と名乗った時点でフリーランスの肩書きを手に入れることができるのです。

ただ、税法上個人事業主になった方がメリットが多いので開業届を提出して「個人事業主」となるのが一般的です。

個人事業主になる方法

個人事業主になるには、税務署に開業届を提出します。

これだけです。たとえ仕事がなくても無収入でもこれだけで肩書きは個人事業主となります。ニート歴10年の人が税務署に開業届を提出するだけで無職から個人事業主になることが出来ます。

余談ですが個人事業主の実態は無職でも肩書きは仕事をしている人になるため、雇用保険に加入していて条件さえ満たせば再就職手当が貰えます。逆に失業保険を受給していたら就職したと見なされるので給付は終わります。

ちなみに混乱しがちですが「フリーランス=個人事業主」ではありません。

個人事業主という大きな枠の中にフリーランスという働き方が存在するイメージです。

例えば個人でやっている美容室やネイルサロン、花屋さん、居酒屋さん等の店主は個人事業主であることが多いですが、「個人で複数(または単数)のクライアントと仕事を契約して収入を得る」とは少し違います。

関連記事:フリーランス初心者必見!開業届を理解して最高のスタートを切ろう!

フリーランスの働き方

フリーの税理士、フリーライター、フリーデザイナー、フリーカメラマンなどフリーランスとして働いている人たちはたくさんいます。

もちろん職種が違うので、働き方はそれぞれ違いますがフリーランスとして働いている人全員に言えることがあります。

それは「フリーランスには定期的な仕事の受注が必要不可欠」ということです。

なぜ定期的な仕事の受注が必要不可欠なのか

冒頭で記述した通り、フリーランスとは個人で仕事を契約し報酬を受ける働き方です。

毎月安定した給料がもらえる会社員とは違い、フリーランスは契約した仕事本数や報酬によって毎月の給料が変わります。

たくさん仕事を契約した月は給料が増え、思うように仕事の契約が取れなかった時にはもちろん給料が下がります。

そのためフリーランスの収入は会社員に比べると、不安定になりがちです。

「仕事がない!」という状態はフリーランスにとって致命傷ですので、仕事を絶やすことなく定期的に仕事を受注し収入を安定させていくことが必要不可欠ということです。

クラウドソーシングの利用

定期的な仕事の受注が必要不可欠とはいうものの、フリーランスになりたての頃は「仕事をもらうあてがない!」という人も多いですよね。

そんな人におすすめなのが、クラウドソーシングを利用して仕事を受注する方法です。

クラウドソーシングとはオンライン上で仕事の受注と発注ができるサービスです。

得意分野の仕事を受注することがき、オンライン上でクライアントとやりとりができるため日本にいながら海外の仕事を受注することも可能です。

また駆け出しのフリーランスで実績がない人は、クラウドソーシングを活用して実績を作りましょう。

クラウドソーシングで簡単な案件をこなし実績を作れば、信頼度も高くなり今後の仕事獲得に有利です。

関連記事:【初心者必見】クラウドソーシングのオススメサイトと特徴を紹介

フリーランスになるメリット

ここからは会社員と比べてフリーランスのメリットとデメリットについて解説します。

まずフリーランスの大きなメリットは、

  • 自分の好きな仕事が選べる
  • (自分の努力によって)収入を増やしやすい
  • 人間関係が選べるためストレスが少ない

の3つがあります。

フリーランスは個人で仕事をクライアントと契約するため、仕事の取捨選択が可能です。これが会社員と大きく違うポイントですね。

自分の好きな仕事を契約し強みをいかすことで、スキルも向上し結果的に収入を増やすことにも繋がります。

そして何より、自分のペースで仕事ができるため気の合わない上司や同僚の人間的ストレスを感じることがありません。

自由に場所や時間を選ばずに好きな仕事ができることが、フリーランスのメリットです。

フリーランスになるデメリット

逆にフリーランスになるデメリットは、

  • 収入が不安定になりがち
  • モチーベーション維持が難しい
  • 社会的信用度が低い

の3つがあります。

月給制で収入が安定している会社員と比べ、フリーランスは仕事をしたらした分だけ収入は増えます。

しかし逆に仕事の契約が取れなかったり、体調を崩し仕事ができなかった時は収入が減ってしまいます。

仕事環境でいうと、業種にもよりますが、特にIT系はひとりで淡々と作業をしていることが多く、周りに切磋琢磨し合える仲間がおらず孤独を感じモチベーションが下がりやすいです。同業種のコミュニティやIT職(プログラミングやウェブ関係)ならコワーキングスペース等をうまく活用し、モチベーションを維持できるような工夫が必要です。

また、フリーランスは社会的信用度が低くクレジットカードやローンの審査が通りにくいというデメリットもあります。

特に独立直後は信頼性がゼロなので賃貸住宅の審査さえも厳くなります。

フリーランスになるための準備

フリーランスになりスムーズに仕事が始めることができるように、会社を退職する前から少しづつ準備をしてフリーランスデビューへ向けての土台作りをしていきます。

退職前にやるべきこと

デメリットでも先述しましたが、社会的信用度が低いフリーランスになる前に必要なクレジットカードの作成や、引越しなど住居の契約は会社員時代に済ませておくことをおすすめします。

クラウドソーシングの活用も少しづつはじめて仕事の受注に慣れ、実績を作っておくことも大事です。
また1ヶ月で最低いくらあれば生活ができるのかを把握しておくことも重要です。
なぜならこの金額がフリーランスとなって最低でも稼がなければいけない金額となるからです。

関連記事:会社を退職してフリーランスになる前にやるべきことまとめ

退職後にやるべきこと

会社を退職してやるべきことは、市区町村の役所で国民年金や国民健康保険へ切り替えの手続きを行うことです。

保険に関しては、任意で会社の保険に2年間は継続して加入することができますが、これまで会社が負担していた分も実費になります。

まとめ

ここまで

  • フリーランスになるためにすること
  • フリーランスの働き方
  • フリーランスのメリット、デメリット
  • フリーランスになるための準備

について解説してきました。

フリーランスにこれからなろうと思っている人は是非参考にしてみてください。