開業届を出す際に悩むのが、屋号名をどうするか。

個人事業主の事業名称にあたる屋号ですが、詳しく知らないという人が多いのも事実です。

  • 屋号って自分には必要なのかな
  • どんな時に使うのか良く知らない
  • 良い屋号、悪い屋号の違いはあるの?

特にフリーランスになったばかりの頃では、疑問が尽きませんよね。

 

世の中には様々な屋号がありますが実は、良い屋号には共通しているポイントがあるのです。

そこで、当記事では「良い屋号の決め方」を屋号が使われるシーンと合わせて説明します。

決め方が分かるので、誰でもいい屋号を考え付くことができるでしょう。

まずは、ご一読ください。

屋号の決め方は自由

基本的に屋号は自由に名前を付けて構いません。

とはいえ、いきなり0から考え出すのは難しいので、以下の4つのポイントを参考にしてみてください。

  1. 覚えやすい
  2. 読みやすい
  3. 業務内容がイメージできる
  4. 検索して上位表示ができるか

それぞれ解説していきます。

1:覚えやすい

人に覚えてもらいやすい屋号にしましょう。

屋号は個人事業に対して付けられる名前です。

事業の紹介をしたり、請求書や名刺に宛名として記載する場面が出てきます。

その際に屋号が、複雑だったり、長かったりすると覚えてもらうことが難しくなります。

せっかくなら、大勢に認知されたいですよね。

2:読みやすい

『1:覚えやすい』に繋がりますが、読めなければそもそも覚えてもらえません。

「読めないな、まいっか」となるのはもったいないと思いませんか?

そのため、できるだけ読みやすい名前にすると良いでしょう。

3:業務内容がイメージできる

屋号は、あなたの事業の名前になるので、業務内容がイメージしやすい名前にしましょう。

名前から事業内容がイメージできれば、認知はよりされやすくなります。

ビジネスシーンでは興味を持ってくれた相手に、とっさに説明する場面も出てくるでしょう。

その際、屋号からイメージができると、話もスムーズに進む気がしませんか?

例えばwebデザインを事業としているなら、「webデザインNEXTクリエーション」などの名前であれば、事業のイメージが伝わりやすいですね。

4:検索して上位表示できるか

web上で屋号を使って宣伝していく場合は、他に同じ名前の競合がいないかを調べましょう。

検索した時に名前が被ると、上位表示が困難になるからです。

名前が被っていても、上位表示をさせることはできますが、余計な労力がかかります。

そのため、これから屋号を考える人は、初めのうちに被らないネーミングを探す方が賢明です。

どうしてもこの名前が良い!という場合は、「屋号+地域名」の検索結果を確認しておくと良いでしょう。

もし、競合が多く表示されないのであれば、別の名前を検討してみましょう。

屋号を決める注意点

実は屋号には、使ってはいけない言葉も存在します。

法人格を表す言葉

〇〇法人〇〇株式会社など、法人格であることを示す言葉は使用することはできません。

また「銀行」や「証券」など法律で定められている、特定の業種名を付けることもだめです。

商標登録がされているもの

同じく気を付けたいのは商標登録名です。

すでに世の中にある商品やサービスで、特許庁に申請されているものは、商標権が付与されています。

そのため知らずにつけてしまうと、いわゆる悪質なパクリとなり、名前の取り消しや訴訟になる場合もあります。

特許電子図書館で商標登録されているか否か調べられます。

屋号は変更可能

屋号は毎年の確定申告のタイミングで何度でも変更可能です。

屋号を変えるための特別な手続きなどは何もありません。

確定申告の際に、新たな屋号を記入するだけで大丈夫です。

屋号を使うシーン

屋号は、

  1. 書類作成時
  2. 個人事業主用口座
  3. 名刺

などビジネスシーンで使うものです。

それぞれどのように使うのか説明します。

1:書類

個人事業を行っていると、請求書や契約書などを作成する場面が出てきます。

その際に、屋号を記入します。

個人名ではなく屋号があることで、一般的に信頼が高まるというメリットがあります。

領収書を屋号で切る際も、同じ意味があります。

2:個人事業主用口座

屋号があると、個人事業用の口座を開設できます

厳密には、銀行によって審査などがあるため、誰でも開設できるわけではないようです。

ですが、そもそも屋号がなくては開設は不可能なので、口座が別途で欲しい方は屋号が必須です。

3:名刺

名刺に個人名と共に、屋号を乗せることができます。

必須ではありませんが、事業を認知してもらう効果が期待できます。

名刺を渡していたことがきっかけで、仕事を頂けるなんてこともあるそうです。

まとめに

屋号は法人格、商標権に引っかからなければ、自由に名前を付けることができます。

改めて良い屋号のポイントを整理すると

  1. 覚えやすいこと
  2. 読みやすいこと
  3. イメージできること
  4. 検索上位に出てきやすいかどうか

以上の4つになります。

これらのポイントを押さえれば、誰でも良い屋号を考えることができます。

もし屋号を変えたいと思っても、毎年の確定申告に記載するだけで変更も可能です。

まずは気負わずに、とりあえずつけてみよう!ぐらいの気持ちで考えてみましょう。

こだわりのある屋号は、目にする度に初心を思い出せてくれるでしょう。