フリーランスになったら、知っておかなければいけないのが税金の知識。

会社員だと税金を意識することが少ないので、「税金について詳しく知らない」という人も多いのではないでしょうか。

しかし、フリーランスは自分で確定申告をして税金を納めなければいけないので、税金の知識が必要不可欠です。

きちんと税金の知識を学び、できるだけ節税したいですよね。

そこで今回は、フリーランスが知っておきたい正しい節税の知識や方法についてご紹介します。

フリーランスが知っておきたい節税


フリーランスが知っておきたい節税の方法についてご紹介します。

まず基本なのが、経費にできるものはなるべく経費として計上することです。

フリーランスは、収入から経費を差し引いた利益に応じて所得税を支払うため、経費が多ければ多いほど所得税を節税できます。

経費にできるものはとても幅広く、仕事の内容によって様々なものを経費にすることができます。

  • 仕事に必要な機材(パソコン、ソフトなど)
  • 文房具などの消耗品
  • 打ち合わせのカフェ代
  • 交通費
  • 通信費
  • 家賃・光熱費など(在宅で仕事している場合)

上記のように様々なものを経費にできるので、レシートや領収書はきちんと残しておくようにしましょう。

また、節税のためには以下の4つも大切です。

  1. 青色申告で特別控除65万円
  2. 自宅作業の方は家賃を経費に
  3. ふるさと納税
  4. 小規模企業共済

それぞれについて詳しくご説明していきます。

青色申告で特別控除65万円

フリーランスになると、毎年3月の年度末に確定申告をしなければいけません。

確定申告には、青色申告と白色申告の2種類の方法があります。

フリーランスが節税対策するためには青色申告がおすすめです。

青色申告は複雑な帳簿付けが必要ですが、納税額が少なくて済みます。

最大で65万円の特別控除を受けられるので、大きな節税効果が期待できます。

対して白色申告は、簡単な「単式簿記」という帳簿付けで行うのでほとんど手間がかかりませんが、節税対策にはなりません

青色申告をするには、事前に開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出しなければいけません。

この申請を期限内にしていないと、自動的に白色申告になってしまいます。

新規で開業した場合は、業務を開始してから2ヶ月以内に青色申請承認申請書を提出しなければいけないので、早めに確認して提出しておきましょう。

関連記事:青色申告と白色申告はどっちにすればいい?違いを解説!

自宅で仕事する方は家賃を経費に

ライターやデザイナーなど自宅で作業をするフリーランスは、按分で家賃を経費として計上することができます。

按分とは、経費と個人の支出の分割を意味する言葉です。

按分に明確なルールはありませんが、税務署で聞かれたときに合理的に答えて納得させられるよう、自分の中で基準を用意しておくことが大切です。

よく使われるのは、面積で計算する方法と、使用時間から計算する方法です。

面積で計算する方法では、自宅全体の面積に対してどのくらいのスペースを作業場として使用しているかを計算します。

例えば50㎡で家賃が10万の家に住んでいて、作業場として10㎡使用している場合で計算してみましょう。

10㎡÷50㎡=0.2 なので、按分比率は20%となります。

この場合は、家賃10万のうちの20%である2万円が経費として計上できます。

使用時間から計算する方法では、一日どれくらいの時間を業務に使用しているかで計算します。

一日6時間であれば、6時間÷24時間=0.4で按分比率は40%となります。

家賃10万円の家だと、4万円経費として計上することができます。

家賃だけでなく、光熱費やスマホ代、Wi-Fiなど、自宅での作業環境を維持するための費用は全て経費として計上可能です。

ふるさと納税

ふるさと納税は、居住地の自治体の代わりに生まれ育ったふるさとに税金を納めるための制度。

寄付をすることで、御礼としてその自治体の特産品をもらえます。

ふるさと納税をすると、寄付をした金額から2,000円を引いた額が税金から控除される節税効果があります。

つまり、自己負担額2,000円で特産品を楽しめるということ。

お肉やお米、野菜など、その自治体の美味しい特産品を楽しみながら節税対策にもなるので、一石二鳥ですね。

控除される額には、その年の収入に応じて上限があるので、様子を見ながらふるさと納税を利用しましょう。

関連記事:ふるさと納税とは?仕組みをわかりやすく解説

小規模企業共済で積立しながら節税

小規模企業共済とは、フリーランスや個人事業主が事業をやめたときのために生活資金を積み立てておく共済制度です。

会社員だと会社をやめたら退職金がもらえますが、フリーランスには退職金はありません。

急に働けなくなったときや仕事が上手くいかずやめるとき、退職金が無いとその後の生活が不安ですよね。

そんなときにも小規模企業共済で積み立てておくと安心です。

小規模企業共済は掛金が全て所得控除の対象になるので、節税することができます。

少額でも長く積み立てることで受け取れる金額が大きくなるので、収入の不安定なフリーランスの強い味方です。

関連記事:フリーランスにお勧めと言われる小規模事業共済のメリットとデメリット

まとめ

今回は、フリーランスが知っておくべき節税の知識についてご紹介しました。

  • なるべく経費として計上する
  • 確定申告は青色申告で
  • 家賃は按分で経費にできる
  • ふるさと納税を利用する
  • 小規模企業共済に加入する

収入が不安定なフリーランス、少しでも安定させるためにも節税対策は大切です。

きちんと知識を得て、節税できるよう準備しましょう。