いつの時代でも作家という職業に憧れている人は多いかと思います。

文章を書くのが好きだ!
憧れの作家さんみたいになりたい!
小説をちゃんと書いてみたい!

そんな漠然とした希望はあるものの、実際どうしたら作家になれるのか、よくわからない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事ではフリーランスの作家になる方法と、そのために意識すべき内容をご紹介します。

フリーランスの作家になりたい人、文章を書くことを仕事にしたい人、作家になる方法がわからない人は参考になる内容なので、ぜひご一読ください。

フリーランスの作家の仕事内容

まずそもそも、作家とは何でしょうか。一口に作家と言っても、実はかなり広い範囲の職業の総称になってしまいます。

漫画家や、ハンドメイド作家も含めてしまうと広がり過ぎてしまうので、ここでは「小説など、文章を書いて稼いでいる職業」としておきます。

 

そして実は、ほとんどの作家はフリーランスとして働いています。

なので作家になれば基本的には、もうフリーランスであるといえるでしょう。

自分で何か文章を執筆して売る。これが一般的な作家の主な仕事内容に当たります。

また、それに付随して様々な形態の仕事が入ってくることもあります。

  • 執筆
  • イベントや講演会の出演
  • 書籍の販売に際してサイン会を行う

と、一番の仕事は執筆活動ですが、その他にも仕事はあります。

新たな形の作家も登場

これまでの従来型の作家の形に捉われない作家も登場して、作家という職業の幅は広がっています。

例えば、はあちゅうさんは新たな形の作家の典型といえるでしょう。

10冊以上の書籍の出版をしている作家でありながら、同時にブロガーとしても活動しています。

そういった紙媒体以外のメディア作家も徐々に増えてきているように思えます。

インターネットやSNSの影響で、noteなどのプラットフォームを利用して誰でも自分の文章を売れる時代になっています。

そんな流れの中で、作家という仕事の形も多様化しているのです。

フリーランス作家になるための方法3選

では、どうすればフリーランスの作家になれるのか、その具体的な方法をご紹介します。

まず大きく分けてデビューするために出来ることは下記の3つです。

  • SNS・ブログ・Web小説サイト活用
  • 新人賞へ応募
  • 出版社へ持ち込み

 

SNS・ブログ・Web小説サイト活用

現代では、SNSやブログをはじめとして、インターネット上に小説・エッセイなどの文章が投稿できます。

ネットで話題になってから、そのまま書籍化というパターンも多くあります。

特にライトノベル作家は、Web小説サイトに投稿して、編集者の目に止まれば、そこからデビューという形態も年々増えています。

このようなWeb小説のサイトは、新人賞と連動していることもあり、Webからのデビューの可能性も広がっています。

新人賞へ応募

作家になる上で最も王道なのが、各出版社が開催する新人賞に自分の作品を応募することです。

ほとんどの作家はこのルートを通って、新人賞を取り、最初の作品を出版してデビューします。

応募条件にしたがって、締め切りまでに自分の作品を原稿用紙の指定枚数にまとめて応募します。

受賞すれば、賞金を得られる上に、その作品が出版されることになります。

その際に、多くの新人賞では、授賞式やパーティが行われます。

特に有名なものとしては、直木賞、芥川賞があり、毎年ニュースや各種メディアでも大きく取り上げられます。

新人作家の登竜門」とも呼ばれるほど有名な賞なので、受賞を狙う人は数多くいますが、受賞すれば期待の作家としてデビューを果たせることでしょう。

出版社へ持ち込み

また、出版社へ直接持ち込むことも可能です。

ですが、いきなり原稿を持ち込んでも受け取ってくれない、読んでくれないことも多いので、各出版社のホームページを確認しましょう

「原稿募集」などが出ている出版社の、条件や募集内容を確認して、しっかりと準備をした上で持ち込むことにしましょう。

また、「持ち込み」と書いてはいますが、本当に直接持ち込みなのか、郵送なのか、メールで送るのか、と応募方法は募集によって異なります。

今では、郵送かメールで原稿を送るのが一般的です。まずは、各出版社のホームページを確認してみましょう。

作家になるためにやるべきこと4つ

では、作家になるためには、日々どんなことをすればいいのでしょうか。

当然、文章を書くことは大切です。書かなければ何も始まりません。ですが、闇雲に文章を書き続けるのも得策ではありません。

日常的に以下の点を意識してみましょう。

  • アイデアをメモ
  • 名作を読み込む
  • 毎日アウトプット
  • 得意ジャンルを見つける

これらのことを意識することで、闇雲に書き続けるよりも、効率的に作家までの道を歩むことができます。

アイデアをメモ

文章を書く上で、アイデアは非常に重要です。

ですが良いアイデアを思いついたときに限って、すぐに忘れてしまうものです。

思い付いても忘れてしまって、自分の作品に活かせないのであれば意味はありません。

スマホでも手帳でもメモ帳でも、書くものはなんでもいいですが、いつどんな時でも思い付いたアイデアをメモできるようにしておきましょう。

ちなみに、人間が最もアイデアを思いつきやすいのは、お風呂の中・トイレの中・乗り物で移動中・ベッドで横になっている時だと言われています。

これらのシチュエーションですぐにメモできるように準備しておきましょう。

名作を読み込む

「名作」と呼ばれる作品には、そう呼ばれ内容があるだけの意味があります。

何年経っても長く人気が続き読まれ続けている作品には、表面的な時代の流れに流されない本質的な魅力があるものです。

ただ1回読み終えて終わりにするのではなく、何度も細かく読み込み、研究し尽くしましょう。

現代の作家でも多くの人が、「名作」を読んで文章を学んでいます。

毎日アウトプット

そして何よりも重要なのは、やはり実際に書くことです。

どんなに名作を研究し尽くしても、どんなに良いアイデアが溜まっていっても、書かなければ作家としては何も始まりません。

ただの「作家マニア」で終わってしまいます。

目指すのは実際に文章を書く側の「作家」です。

インプット量以上を目指して、実際に文章を書くなど、アウトプットすることを心がけましょう。

 

実際に書いてみて初めて、

このアイデアは使いづらいかもしれない
あの名作の研究が生きてる!

といった発見があるはずです。

毎日のアウトプットの積み重ねが作家になるための第一歩だとも言えます。

得意ジャンルを見つける

また、幅広くやっているだけでは成功しづらいです。

自分の興味・関心や書きやすさに合わせて、得意ジャンルを見極めていきましょう

純文学、SF、恋愛、私小説、エッセイ、ライトノベル…

様々なジャンルがありますが、更にその中で絞り込むといいかもしれません。

 

例えば、ただの「恋愛小説」ではなく、「ヒロインの心情描写が激しい恋愛小説」にします。

このように自分の文章に個性を作っていくことで、それは周りの人にはない、自分だけの強みになっていきます。

得意ジャンルに集中して書き続けることで、

  • そのジャンルの文章がどんどん上手くなる
  • 自分の作家としてのイメージが生まれる
  • その絞ったジャンル内での上を目指せる

といったメリットが得られます。

 

作家として有名になるのは難しくても、「ヒロインの心情描写が激しい恋愛小説」と絞られたジャンルで有名になるのは比較的可能性がありそうですよね。

個性が出ることで、当然ファンもつきやすくなります。

このように自分の得意ジャンルを見つけるのは、作家を目指す上では非常に重要です。

フリーランスの作家になるための方法まとめ

もう一度まとめておくと、フリーランスとして作家になるためには、大きく3つの方法があります。

  • SNS・ブログ・Web小説の活用
  • 新人賞に応募
  • 出版社に持ち込み

これらのうちから、自分に合った方法でデビューを狙ってみてください。

 

また、近年では作家の仕事内容は多様化しており、単純な書籍の執筆・出版だけでなく、講演会や取材をはじめ、オンラインでのコンテンツ販売など、様々な可能性を秘めています。

そのためにも、まずは日々コツコツと文章を書き続けて、トライアンドエラーを繰り返して行くことが大切です。