クラウドソーシング(ランサーズやクラウドワークス等)で仕事を受注する場合、大きく分けて「コンペ形式」と「プロジェクト形式」があります。

登録したばかりでまだ使い慣れていない人の中にはどの受注方法を選べば良いのか分からないという人も多いと思います。

本ページではクラウドソーシングで多く採用されている受注方式、「コンペ」と「プロジェクト」の基本とどちらを使うべきか、について解説します。

コンペ方式のメリットとデメリット

クラウドワークスのコンペ形式とは、コンペ(競争)を開くことで、複数の応募の提案の中から一番に気に入った人の作品が選ばれる採用方法です。

報酬は選ばれた人のみに発生するようになっているため、採用されなかった場合は実質ただ働きとなってしまいます。

コンペでよくある仕事

コンペの仕事で多いのは、ロゴやアイコン、キャラクターデザイン等イラストに関連するものです。

他にもキャッチコピーやコピーライティング等、アイディアを必要とするものに多いです。

コンペ形式のメリット

コンペ方式のメリットは納品物の良し悪しのみで評価されるということです。

通常仕事を受注するにはその仕事を完成させる能力があるかどうか、期待通りの仕事をこなせるかどうかを確認するために、実績が必要になります。

専門的なスキルが必要な案件でプロジェクト形式の場合、必ず実績が必要になってきます。

そのため実績のない初心者はプロジェクト形式で受注するのが難しいです。

しかしコンペ形式であれば成果物のみで採用されるかどうかが決まるので経験年数や実績は必要ありません。

 

コンペ形式のデメリット

成果物のみで採用が決まる、という一見初心者には優しいコンペ形式ですが、不採用となった場合報酬を得ることが出来ないのでタダ働きとなってしまいます。

コンペに応募する人は初心者ばかりとは限らず、熟練者も応募してくるので厳しい競争となってしまうことが多いです。

またコンペの合否は発注者側の裁量にゆだねられるので、必ずしも完成度の高い良い作品が選ばれるとも限りません。

そのため高い実力をもってしても、採用されるかどうかはある程度は運次第となってしまう部分があります。

 

プロジェクト形式のメリットとデメリット

プロジェクト形式とはクライアントが募集している仕事に応募し、応募者の中から選ばれた場合のみ契約し、仕事を勧めていくという受注方法です。

コンペ方式の場合は原則1案件に付き1人採用となりますが、プロジェクト形式の場合は1案件で数人採用が決まることがあります。

プロジェクト形式でよくある仕事

プロジェクト形式はもっとも基本的な受注方法で、仕事の種類は多岐に渡ります。

ウェブサイトやアプリ制作、コーディング、ライティング、イラスト制作まで、クラウドソーシングで募集している多くの仕事はプロジェクト形式です。

プロジェクト形式のメリット

様々な仕事があるので自分のスキルや作業時間にあったものを選ぶことができます。

受注が決まればクライアントと一対一で仕事を進めていくことができるので、信頼関係を築くことが出来ます。次回以降継続的に案件を受注できるケースも多いです。

プロジェクト形式のデメリット

プロジェクト形式ではやはり案件によっては実績がないと受注出来ないことです。

サイトやアプリ制作、イラスト制作等はやはりそれなりの実績がないと発注者も発注を掛けづらいです。

まだ実績がない人はコンペ形式で受注実績を作ってプロジェクト形式に移行するというやり方が良いでしょう。

どちらを使えばよいのか

自分が求める分野、案件にもよりますが、コンペ形式が主流で採用されているイラスト制作等の場合、やはり経験を積むという目的でコンペから始め、最終的にはプロジェクト形式へ移行していくのが良いでしょう。

コンペは初心者には良いシステムであると言えますが、背景(経験や実績)が裁量に含まれず、完成度の高い作品が選ばれるとは限らないため、熟練者にはメリットが少ないです。

(クラウド系以外を含めて)ある程度実績がある人はプロジェクト形式をメインで利用しましょう。

コンペ形式の案件の中に自分がやりたい仕事、魅力的な仕事があればそれも積極的に応募する、というスタイルが良いと思います。